GMAT終了

二回目のGMATを受けてきた。

GMATは、TOEFLに比べるとストレスが大きく、それは以下の理由によると思う。

・スコアがぶれる
:GMATは、単純に正答数によりスコアが決まるわけではなく、前の問題に正答したかどうかで、次の問題の難易度が調整され、全体のスコアは、正答した問題とその難易度によって決まる仕組みになっている。そのため、連続して問題を間違えると、問題の難易度が低下していき、それに伴い最終的なスコアも低下することになる。また、最初の10問で最終的なスコアのレンジが決まるという噂のあり、人によっては受けるたびに大きくスコアが変動するなど、なかなかドキドキする試験になっている。
・微妙な問題が多い
:GMATは5択なのだが、どっちかな〜と悩む選択肢が、多くの場合、二つ残ることになる(特にSCで顕著)。これは、出題側も上手にひっかけの選択肢を作ることが難しいため、一つは非常に紛らわしい選択肢を入れることができるものの、他はあきらかに×な選択肢となってしまうという、もっともらしい話を聞いたことがある(というか、そんな理由はどうでもいいのだが)。最後に残った二つの選択肢の差異はすごく微妙に思え、自信を持って解答できない場合が多いが、時間が限られているので、えいやっ!と決める必要がある。ただ、自信のない問題が続くと、上述のシステムとあいまって段々とナーバスになっていく。さらに、そんなときに簡単な問題が出題されると、一層自信を失うことになる(「簡単な問題が出る」=「誤答が多い」と考えてしまうため)。
・短時間で大量の問題を処理する必要がある
:この点は僕はどちらかというと得意なほうではあるのだが、時間が限られているため、たまにスタックしてしまう問題なんかとぶち当たると焦る。焦ると、冷静な判断が求められる最後の二択の判断で間違いを犯しやすくなる。そして、負のループにはまっていく。

というように、非常に嫌らしいテストなのである。純粋に英語と数学ができる以外に、安定的に冷静な判断を下すメンタルが問われる。

そんなGMATだが、前回スコアはトータルが690(V33、Q50)、AWAが4.0という微妙なスコアだったため、今回はトータルで700以上、AWAは4.5以上を目指してきた。

結果は、トータルで710(V35、Q50)。あわよくば、720以上ほしいな〜と思っていたが、結果710だった。まぁ、目標は越えたので良しとしよう。あとは、5日後くらいにAWAのスコアが出るけど、これで4.5以上あれば、本当にGMAT終了。

今後は、

TOEFLのスコアを地味にアップさせるべく、もう一回9月に受けてみる(Speakingがいまいちなので)
・志望校を徐々に固めていき、1st Roundで出願できる学校には出願する

ことにフォーカス。