Campus Visit@HBS

今日は、HBS。

校舎がどこよりもきれい。天井高いし、建物がたくさんあるし。食堂もきれいだし。別世界。

受験生友達のつてをたどって紹介してもらった日本人在校生に連れられ、授業を見学する。
ケースメソッドで有名なHBSなので、授業を見るのを非常に楽しみにしていた。

結論からいうと、ここの授業は他の学校とは全然違っていた。
とにかく、みんなよく喋る。ガンガン手を挙げ、議論を戦わせる。

授業というより、仕事で今後案件の進め方をどうすべきか議論している感じに似ている。
結論のない問題に対し、様々な視野から各自の考えを述べていく。
さらに、これまでに出ていないアイディアを出さなければ、評価されない。
これを異なるケースに対し、毎日続けていけば底力がつくだろうな〜(在校生いわく、授業は大変だが、やはり相当鍛えられるらしい)。

授業のあとは、日本人在校生と昼飯。HBSはすでに出願済みなのだけど、インタビューインビテーションが来ておらず、ちょっと厳しいかなと思っていたので、どうにかプッシュする方法はないか聞いてみる。が、HBSはあまりプッシュが効かないとのこと。残念。

授業を見学し、在校生の話を聞いた印象では、HBSは他の学校とは毛色が異なると感じた(もちろんどこも校風はあるのだが、中でも違う印象)。
極めてcompetitiveな授業を通じ、学生の知的体力を底上げし、マネージャーとしての視座を獲得することを狙っているような気がする。
これまで見た他校は、もちろん授業によるGeneral Management Skillsの体得を主眼に置く一方で、海外プロジェクトや企業へのコンサルプロジェクト等多様なカリキュラムを通じて学生の視野を広げる取り組みも強化している印象だが、あまりそのような取り組みは多くない模様。

実際にアメリカまで来て、学校を見てみると色々印象が変わって面白い。
どこも魅力的なので、まずは合格目指して、愛のこもったエッセイ書きます。

Campu Visit@MIT Sloan

今日はMIT Sloan。

昨日、ボストンに移動したのだが、ボストン超きれい!ヨーロッパを思い出す。NYより住環境は良さそうだな〜。

MIT SloanもAdmissionによるプログラムがあり、朝から参加。最初に受験生が集められ、自己紹介と何かSloanに関する質問を聞かれる。なぜか一番最初に自己紹介させられ、質問を考えていなかったため、質問せず終わる。「やばい、やる気ないと思われる!」と思い、Admissionが学校の説明をしている間に質問を考え、なんとか途中で質問することに成功。報われるのかわからないが、誠意を見せておいて失うものはないはずだ。

授業見学は残念ながら、EconかAccountingという非常に魅力に乏しい選択肢。消去法でAccountingを選ぶ。今日はMicro Softのケース。R&Dを資産計上するか費用計上するかという問題と繰延税金の扱いとを絡めており、なかなか面白い。ちゃんと予習して、自分なりに考えてくればTake awayが結構ありそう。ちなみに、コロンビアもそうだったのだが、先生が英語がネイティブでないため若干聞きづらいが、当たり前のように国際化していることを感じる。

その後、会社の先輩のつてをたどって紹介してもらった在校生に連れられ、Operationの授業とNegotiationの授業に参加。Negotiationの授業はHarvard Kennedy Schoolから来ている先生で、中東和平の交渉のコンサルをしている有名な人らしい。めちゃくちゃ凝った授業で、面白かった。しかも、見学のつもりだったのだが、チーム分けの際に、「クラスにいるやつは、生徒だ!」と言われ、チームにアサインされる。チームに入れてもらったからには、黙っているとバカと思われるだけなので、発言する。ちょっと的外れかなと思っても、面白いので勝手にしゃべる。MITの人はめちゃくちゃフレンドリーで、面白かった。チームワークでアメリカ人を抑えて、議論をリードできるレベルにならないといけないなと感じた。

夜は、日本人在校生と食事。ボストンなのでシーフード中心に地ビール飲みながら、話をする。本当に親切かつ熱い人たちで、授業が良かったこともあり、Sloanが一気に好きになった。

Campu Visit@Columbia

今日は、二校目コロンビア。

昨晩遅くまでエッセイを書いていたので、一限の授業見学はパスしたかったが、時差ボケのせいか7時前には目が覚めたため参加。コロンビアは、NYUに比べキャンパスが狭いながらも存在し、いわゆる大学の面持ちがある(しかも、相当いけてる!)。ビジットのプログラムにも個性があり、昨日のNYUは、Admissionを手伝っている学生が丁寧にオーガナイズしている印象があったが、コロンビアは特になにもなし。Admission Officeで登録だけ済ませ、各自授業に行く。

まずは、Negotiationの授業。留学中は、日本において意識的に鍛える機会がなかなかないソフトスキルを磨きたいと思っているため、参加してみた。

最初に教授が簡単なレクチャーをしたのち、学生が二手に分けられ、それぞれ交渉に携わる二つの会社のうち一方の立場が説明されたケースが配布される。各自ケースをその場で読み込んだ上で、学生間でロールプレイをすることになる。僕は見学なので、両者の立場のケースをもらい、一つのチームの交渉ゲームを眺めていた。わりと真剣にやっており、なかなか面白い。最後にみんなで交渉がどう進んだか、どのような気づきがあったかをまとめ、終了。英語の練習になりそうだし、異なる交渉スタイルをリスクフリーの環境下で学ぶのはなかなか面白そう。

昼は、高校の先輩で現在コロンビアに留学中の人に話を聞かせてもらう。めちゃくちゃ親切な人で、コロンビアのことだけじゃなく、僕の志望動機を聞いてもらったり、受験のTipsを教えてもらったり、色々と相談させてもらった。

さらに夕方、1年生向けのMarketingのcore(必修)に出る。今日は、American Airlineのケース。そこそこ面白いが、黙って聞いていたら、暇で途中眠くなった。各自わりと勝手に発言をしており、議論白熱という感じでもなかった。

ビジットをした感じだと、授業以外にも課外活動でいかに学びの場を作るかも極めて重要だなと思った。

とりあえずは、合格しないと!

Campus Visit@NYU Stern

二週間も休みをもらい、8校の学校を巡るアメリカ横断の旅をしている。

今日は一校目、NYU Sternを見てきた。

Wall Streetの近くにあり、マンハッタンの真ん中(よりちょっと下)に位置する。
立地が素晴らしいため、広いキャンパスは望むべくもなく、ビジネススクールの校舎はビル一棟。
慶応の卒業生に言わせると、慶応を思い出すそう。

昼過ぎに学校に行き、受付でチェックを済ませる。学校見学のプログラムに登録しており、授業の見学、在校生とのコーヒー片手のおしゃべり、学校の見学がセットになっている。初めての学校見学だったので緊張してきたが、周りのアメリカ人も緊張しているよう。英語が喋れるやつでも、緊張しているのかと思うと、気が楽になる。

見学した授業は「Advanced Marketing Planning-Stragy」。先生は、多くの企業のコンサルをやっているようで、実例がポンポン出てくる。何かまとまったフレームワークを学ぶというよりは、応用の授業のためか、様々な実例を学び、それに対し、学生が質問や自分の経験を発言している。面白い生徒の発言は、先生もメモってたのが新鮮。いくつかは今すぐにでも取引先との話のネタになりそうだと感じた。

その後の生徒とのセッションでも感じたが、NYUはなかなかフレンドリー。アメリカ育ちのアジア人もゴロゴロいるので、アジア人ということでハンデを感じることもなさそう。

夜は、コンロビアの説明会に行く。つもりだったのだが、今日は説明会が休みで、受験生のためのキャリアセッションがあった。MediaかManagementだったので、Managementに出る。NYUの日本人学生に話を聞く予定があったので、中座。特に、おもしろくもなかった。

会ってもらったNYUの日本人学生は、現在僕が利用しているエッセイカウンセラーの紹介。
初対面ながら、家にお邪魔し、ワインを飲みながら、話を聞く。金融機関からの社費留学の方で、共通の知人もいたため、比較的スムーズに話を聞かせてもらえた。NYUのエッセイをどうするべきか等アドミッション関連の具体的な話も聞かせてもらえ、非常によかった。

ふと開眼

未だGMATのスコアが来ないことが気になりながらも(前回東京で受けたときは5日で正式なスコアが来たのに、今回福岡で受けた分は15日たっても来ない。ピアソンで受けないとスコア到着が遅くなるのだろうか。)、最近はもっぱらエッセイに取り掛かっている。一応、9月20日TOEFLを予約したものの、正直Speaking練習に手がついていない。

個人的には、Top Schoolと言われるところに入れるか否かは、いかに自分の魅力をエッセイで出し切れるかにかかっていると思っている。そんな思いでエッセイに取り掛かると、意外にも自分の頭の中で整理されているつもりであったビジネススクールの志望動機、いかに自己を他の候補者から差別化するかという点において、全く整理がされておらず、全然面白みのない文章しか出てこないことに気付く。こんなありきたりなバックグラウンドで、たいした実績もなくて、本当に受かるんだろうか?とついネガティブになってしまうことすらある。

それに追い討ちをかけるように、なぜかここに来て仕事が忙しくなってきており、スコアメイクに追われていたころよりはるかにストレスが強いように感じる。

そんな中、今日も仕事で問題が勃発し、正直勘弁してよ・・・という気分だったのだが、人間追い詰められると頭のスイッチが切り替わるのか、何かあきらめの境地に達するのか、エッセイの中身で悩んでばかりいてもしょうがないなという気持ちになってきた。

時間があろうが、なかろうが、合格に必要と思われることを考え抜き、限られらた時間の中で最大限取れる対策をとり、ベストを尽くすことができれば、結果は他の人が決めることであり、うじうじしてるだけ無駄に思えてきた。

今後すべきことを整理すると、10月中旬に1st Roundで出願するまでの間は、

  • 仕事のクオリティは絶対妥協せず、これまで以上の仕事を集中してする
  • TOEFLの勉強も復活させる
  • ちょっとは運動もする
  • 出願先の学校のHPをよく調べ、学校ごとの特色を理解する
  • 必要であれば在校生・卒業生にコンタクトをとり、合格に必要なTips・いいネタを集める
  • エッセイに書く自己PRのネタ探しに、一緒に仕事をした人、近しい友人と話し、自分という人間の客観的な評価を整理する
  • ある程度情報を集めたら、とにかく書く。書いて、読んで、直して、カウンセラーにフィードバックをもらうというプロセスを回す
  • 何よりもこの一生に一度しかないビジネススクール留学準備のプロセスを楽しむ

GMAT終了

二回目のGMATを受けてきた。

GMATは、TOEFLに比べるとストレスが大きく、それは以下の理由によると思う。

・スコアがぶれる
:GMATは、単純に正答数によりスコアが決まるわけではなく、前の問題に正答したかどうかで、次の問題の難易度が調整され、全体のスコアは、正答した問題とその難易度によって決まる仕組みになっている。そのため、連続して問題を間違えると、問題の難易度が低下していき、それに伴い最終的なスコアも低下することになる。また、最初の10問で最終的なスコアのレンジが決まるという噂のあり、人によっては受けるたびに大きくスコアが変動するなど、なかなかドキドキする試験になっている。
・微妙な問題が多い
:GMATは5択なのだが、どっちかな〜と悩む選択肢が、多くの場合、二つ残ることになる(特にSCで顕著)。これは、出題側も上手にひっかけの選択肢を作ることが難しいため、一つは非常に紛らわしい選択肢を入れることができるものの、他はあきらかに×な選択肢となってしまうという、もっともらしい話を聞いたことがある(というか、そんな理由はどうでもいいのだが)。最後に残った二つの選択肢の差異はすごく微妙に思え、自信を持って解答できない場合が多いが、時間が限られているので、えいやっ!と決める必要がある。ただ、自信のない問題が続くと、上述のシステムとあいまって段々とナーバスになっていく。さらに、そんなときに簡単な問題が出題されると、一層自信を失うことになる(「簡単な問題が出る」=「誤答が多い」と考えてしまうため)。
・短時間で大量の問題を処理する必要がある
:この点は僕はどちらかというと得意なほうではあるのだが、時間が限られているため、たまにスタックしてしまう問題なんかとぶち当たると焦る。焦ると、冷静な判断が求められる最後の二択の判断で間違いを犯しやすくなる。そして、負のループにはまっていく。

というように、非常に嫌らしいテストなのである。純粋に英語と数学ができる以外に、安定的に冷静な判断を下すメンタルが問われる。

そんなGMATだが、前回スコアはトータルが690(V33、Q50)、AWAが4.0という微妙なスコアだったため、今回はトータルで700以上、AWAは4.5以上を目指してきた。

結果は、トータルで710(V35、Q50)。あわよくば、720以上ほしいな〜と思っていたが、結果710だった。まぁ、目標は越えたので良しとしよう。あとは、5日後くらいにAWAのスコアが出るけど、これで4.5以上あれば、本当にGMAT終了。

今後は、

TOEFLのスコアを地味にアップさせるべく、もう一回9月に受けてみる(Speakingがいまいちなので)
・志望校を徐々に固めていき、1st Roundで出願できる学校には出願する

ことにフォーカス。