バリ サーフトリップ 四日目

今日の深夜0時半の便で帰国するので、今日が最終日。

少しはバリの文化にも触れたかったので、今日はサーフィンをやめ、ウブドという山のふもとの町に行く。

これまでいたクタという町は、リゾート化されてしまっていて、正直町としてはつまらない(波は最高だけど)。

でも、ウブドは違う。田舎だ。適度に観光地化されていて、町を見て回るには不自由しないが、のどかな町の良さが残っている。

ただ、町が小さいので歩いて回っても半日で回れてしまう。時間が余ったので、マウンテンバイクを借りることにした。ツーリストインフォに行き、チャリで回るオススメコースを教えてもらう。少し走ると棚田を見ることが出来るらしい。ガイドブックでもバリの棚田の美しさを褒めていて気になっていたので、棚田を回るコースにする。

町の路地を抜け、ツーリストインフォのお姉ちゃんが教えてくれたと思われる道を走る。途中、この道は間違ってるだろうという雰囲気がしてきたので、道を引き返すが、戻る途中で現地の兄ちゃんに声をかけられ、「棚田に行きたいなら、今来た道を行くんだよ」と(いうニュアンスのことを)言われ、若干不安を感じつつも、リトライ。

現地の兄ちゃんを信じて走ること5分。ほんとに棚田に遭遇。

海ばかり見てきたが、緑もいいですね。バリで田んぼを見るというのもなかなかオススメ。ヤシの木feat.棚田という光景に感動できる機会はそうそうないと思う。

その後も猿のようにチャリで町を駆け巡り、なぜか現地の人に何度か笑いかけられ、もちろん最高の愛想笑いをお返し、ウブドを堪能した。

帰りに空港で会社向けのお土産を探すが、ろくなものがない。なぜか観光地お決まりのチョコレート中心。「チョコレートとバリは関係ないだろ。もっとバリのものはないのか。」と店の姉ちゃんたちと議論するも「これはバリチョコレートよ」と箱に書いてある通りのことを言われ、埒があかず。しかも、空港は観光客向け価格のため、チョコレートが700円と、僕の泊まっていたホテル代以上する。まけてくれるよう懇願してみたが、「空港だから高いの」とまたまた当たり前のことを言いながら笑うばかりで相手にしてもらえなかった。結局おいしくなさそうなバナナ味の土産を、少しはバリらしいという理由から選び、無事帰路についた。