せっかちな性格について

僕は、かなりせっかちだし、時間を無駄にすることに対する恐怖心がある。

何でだろうと考えた。

一つは、生まれつき。幼いころからせっかちで、注意されていた。

次に思い浮かぶのは、引越しの経験。親の仕事の都合上、小学校から中学校の間は3年くらいで引っ越すことが続き、「どんな楽しいところでも、一つのところには長く入られないものだ」という感覚がある。そのため、「とにかく今やらないと!」と考えてしまうのだろう。

これに拍車をかけたのが、高校のバスケ。中学のころにバスケをやっていなかったため、最初からかなり出遅れている。でも、やるからには試合に出たいし、常に時間が足りない、経験が足りないという焦りがあった。

これに続いたのが、受験。部活しかやっていなくて、バカだったので、やり方を考えざるを得なかった。科目ごとにやるべきことを書き出して、いつまでにどこまでやれば受験に間に合うか逆算して、勉強した。時間の価値は密度によって決まると実感した。

そして最後は留学の経験。これは、行く前から一年しか期間がないと明確に分かっていたので、僕の中での時間に対する感覚を大きく変えた。3ヶ月で会話ができて、半年経ったら授業についていけて、帰る前にはレポートを書き、プレゼンをするという目標があると、嫌でも時間に敏感になる。

結局、先天的なものと環境がうまく出会って、合わさった結果ということ。

こうやって書いてみると、わりと整理されて便利だなと改めて思った。