就職活動中は、自分が何をしたいか具体的にはまったく分からず、なんとなく金融を選んだ。

それなのに不思議なもので、働いているうちに金融の魅力が見えてきて、今ではいかに金融の世界で成長するかなんてことをよく考えている。グローバルな競争下で企業価値の向上に貢献する金融とは何か?、金融は社会においてどのような役割を果たしていて、今後果たすことができる可能性があるのか、なんてことを考えてしまう。

エイベックスでバイトしているときは、それまで興味のなかったエイベックスのアーティストが妙に気になって、変な愛着すら感じていたが、単純なものだ。自分が時間をかけて向き合っているうちに、なんでも魅力が見えてくるものなのだろうか。

現状肯定に過ぎないのかもしれないが、「自分はこうだ!これがしたい!」なんて決めてしまわないで、よく分からないならとりあえずやってみるっていうのも大切なんじゃないだろうか。