課長と焼肉と仕事とくま

課長に誘われ、焼肉を食べに行った。

最初は、普通の会話だったが酒が入ったせいか、途中から仕事をする上で大切なことは何かみたいな話になった。あまり、上の人と仕事について話す機会がこれまでなかったので貴重だった。

内容は、
・収益を気にせず(「どうせ期待してないから」らしい)顧客満足のことだけを考えて働ける期間は実は短いので、今しかできない経験、今しか見れない景色、空気を感じることが大切
という仕事する上での感性に関する話(抽象的で非常に難しいが納得感があった)と、
・仕事における効率とは「1の仕事で10の顧客満足を生み出すことで、決して10の自己満足を生み出すことではない」
・市場主義とは、自分の労働と他人の満足(=効用)を交換すること
という、顧客満足の最大化こそ仕事の価値だという話の二つ。

実はこっそり尊敬している人なので、心に沁みた。結果を出すことを焦って、つい短期的に物事を考えがちなため、すごくいいタイミングで話を聞けたと思う。

食べ過ぎたので(牛角で二人で10,000円オーバー)、帰りは中野から30分ほどかけて歩いて帰った。部屋に着き、PCをつけ、ITMSを開くと宇多田ヒカルの「ぼくはくま」という新曲が出ていたので買った。

完全にR&Bを超越した新境地の渾身のトラックだった。